2017年2月27日月曜日

ピアサポート専門員 の育成

「厚生労働」という厚労省が編集している情報誌に、千葉県の取り組みとして、当、株式会社MARSが昨年千葉県の委託を受けて行った「ピアサポート専門員」養成研修の内容が記事として紹介されました。

記事によると、「精神疾患を経験した人が、同じように精神疾患で困っている人を支えることで、回復(リカバリー)につなげられるとされており、この活動がピアサポートと呼ばれている。その多くはボランティアだが、千葉県では、精神障害のある人に『ピアサポート専門員』として養成し、障害者就業・生活支援センターに登録し、一般就労・職場定着につなげていくピアサポートの推進を進めています」と、あります。
つまり、精神疾患を患い、生きづらさの苦労を抱えてきた経験を先輩として、同様の生きづらさを持つ方へ役立てていく、それが、その方自信の回復にもつながり、それを正式な就業と位置づけ養成していくということです。
当院では、早くからピアサポーターの導入を行い、現在も多くのピアサポーターが働いています。同様の経験をしたものにしかわからない、症状のつらさや薬の飲み心地、そして、どんな経過をたどったかなど、ピアサポーターにしかできない大きな役割があります。また、回復し、働いている姿は、今まさにつらい症状を抱え将来に不安を持っている方には大きな励みにもなります。
しかし、一方で就労と位置付けて活躍するには、厳しさもあります。ご自身の病気について自己管理ができること、ご自身の病気を振り返りそれを活かしていけること、当事者を支援する意欲があることなども求められます。この研修では3日間の座学や演習で、基礎知識をに見つけ、さらに3週間の実習で、現場での経験を積み上げます。遅刻は合計30分しか認めないという厳しいものです。
この養成研修は、全国に先駆けて千葉県で行われ、今年も養成研修が実施されます。さらに、株式会社MARSでは、「就労移行支援Co opus(コパス)」内にピアサポーター養成専用の「コピア」も設けており、この養成研修とは別に研修、トレーニングをすることができます。
「精神障害者は、~~」と言われていた時代は過ぎ、これからは、多くの分野での活躍が期待されています。 その経験を活かし、新たな働き方ができる時代になりました。多くのピアサポーターが全国で活躍してほしいと切に願います。

ブログ紹介

流山市, 千葉県, Japan
千葉県流山市にある医療法人です。ひだクリニック、ひだクリニックセントラルパーク、訪問看護ステーションスピカなどを運営しております。